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酸辣湯とは
酸辣湯(サンラータン、スーラータン)は、中華料理(四川料理・湖南料理)のスープのひとつ。酢の酸味と唐辛子や胡椒の辛味と香味を利かせた、酸味豊かな辛みのあるスープで年間を通して食べられる料理。
鶏肉、豆腐、シイタケ、キクラゲ、タケノコ、長ネギ、トマトなどの具材を使ったスープを、食塩、醤油、生姜汁で調味し、たっぷりの酢と唐辛子あるいは胡椒を加える(唐辛子の代わりにラー油を使う場合もある)。片栗粉でとろみをつけた後、溶き卵を流し込んで仕上げる。
日本では茹でた麺を加えて(酸辣湯麺として)食べることもある。
Wikipediaより
皆さんもご存知だと思いますが、酸味と辛味が程よく絡み合いとても美味しいスープです。
お店によって酸味と辛味のバランスが違ったり、胡椒の種類の違いなどによって、シンプルな料理でありながらお店ごとの味わいが驚くほど違うのが面白いところです。
いくら食べても新たな発見があります。
台北では酸辣湯を提供しているお店はとても多く、大きいチェーン店(有名な鼎泰豊など)はもちろん、小さい個人商店のお店でも提供されていて、台湾の食文化にとても浸透していますよ。
日本でも酸辣湯がランチで気軽に食べれるお店がもっと増えるといいんですけどね。
台北で美味しい酸辣湯麺が食べれるお店4選
①鼎泰豊(S:80台湾ドル M:140台湾ドル L:200台湾ドル)
日本はもちろん、世界中に出店し支持を得ている鼎泰豊です。
小籠包の名店ですのでなかなかスープに目がいかないと思いますが、さすが名店ということで、サイドメニューにもしっかりと力を入れています。
豆腐とキクラゲが細切りにされていて、とろみが他のお店より強いです。
味付けはかなり薄めで、店員さん曰く「お好みで酢やラー油を追加してください」とのことでしたので、厨房での味付けは最低限のものになっていて、その後お客様自身で自分好みの味にするそうです。
サイズは2人であればSで十分です。(少人数でMサイズなどをオーダーすると店員さんに指摘されます)
台北に訪れた際、鼎泰豊にいかれる方は多いと思います。
ぜひ試しください!
②高記 220台湾ドル
こちらも名店、高記の高式酸辣湯です。
鼎泰豊本店から徒歩1分もかからない場所にあり、鼎泰豊ほどの知名度はないものの地元民や観光人から愛されているお店です。
こちらも小籠包や焼き上げた点心などが有名ですが、酸辣湯がとっても美味しいです。
こちらは胡椒での辛味というよりは、スープに染み込んでいるラー油の辛味が効いています。
サイズはかなり大きく「2人で食べてもちょっと多いかな」と感じる大きさです。(1サイズしかないのが残念)
でもさっぱりしているので食べていて胃が重くなることもありませんし、色々な具材が入っているの、飽きたりすることはありません。
鼎泰豊本店が混んでいても高記はすぐ入れることが多いので、ぜひお試しを!
③小上海 50台湾ドル
台北松山空港から徒歩10分ほどの場所にお店をかまえる小上海の酸辣湯です。
パイナップルケーキで有名な「微熱山丘」のお店からすぐ近くなので、お土産を買うついでにいつも立ち寄っているお店です。
僕が松山空港を使用するときは、初日と最終日両方に伺ったりすることもあります。
小籠包も有名店に引けをとらないくらい美味しいんですが、サイドメニューの美味しさは有名店より確実に美味しいです。
写真にも少し写っていますが「きゅうりのたたき」もほどよくニンニクが効いていて絶品です。
酸辣湯は、味がかなりしっかり目についていて食べ応え十分です。
実際お店で現地の人を見てみると、酸辣湯だけをランチで食べているおじさん達がたくさんいらっしゃいます。
いつもびっくりするくらい提供された時点でお皿の周りにこぼれてベトベトになっているんですが、味は本当にピカイチですよ。
ぜひお試しを!
④京鼎楼 大:150台湾ドル 小:90台湾ドル
こちらも有名店ですね。
おそらくお客さんの7割以上は日本人だと思うくらい店内は日本人ばっかりです。
席数も多いので待つこともあまりありません。
ここは鶏ガラスープも美味しくて、スープのレベルが異常に高いです。
胡椒が多く見えますが、味付けは濃いわけではなくむしろさっぱりしています。
とろみは少なめで、具材も他のお店と比較すると少なめです。
京鼎楼の料理全般に言えることですが、日本人の口に本当によく合います。
安定に美味しい味を求める場合はこちらのお店いいですよ!
いかがでしたか?
「酸辣湯なんてわざわざ頼まないよ」っていう方も、少しは興味を持っていただけたら嬉しいです!
これからも満腹太郎は酸辣湯を食べ続けていきます。
また美味しいお店見つかったらここに追記をしていきたいと思います!