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【ホノルルマラソン】初心者必見!経験者から頂いたアドバイスを紹介【練習方法・前日〜翌日までの過ごし方】

太郎
ホノルルマラソンに参加した時のことをみなさんとシェアしたいと思います!

僕は中学・高校では運動部に所属していて、ある程度体は動かしていましたが、大学では飲み会がメインと思うようなサークルに所属し、ほとんど運動をしなくなりました。

その中でお酒を飲む機会も増えた結果、ぶくぶくと太り、大学4年間で20キロ近く太ってしまいました。
(62キロ→80キロ)笑ってください

その後社会人になった僕ですが、新卒で入社した会社の中にはマラソンを趣味にしている方が多く、心の中で「いつかフルマラソンに参加してみたいな」と漠然と考えるようになります。

そして大会の10ヶ月前のある日、先輩と上司とランチを食べているときに「休めそうだしホノルル行っちゃう?」という流れになり、ホノルルマラソンに参加することになりました。

上司はサブ4(フルマラソンを4時間以内に走りきる)、先輩はもともと陸上部で場数を踏んでいる方々で、僕はこの二人から色々なアドバイスを頂くことになります。

初心者が陥りやすい間違った練習の仕方や、レース前日から翌日までの過ごし方など、この経験をこれからフルマラソンに挑戦しようとしている全ての人に向けて発信できたらなと考えてこの記事を書いています。

 

基本的には全て上司や先輩からの頂いた意見で、僕が実際に良かったと感じた部分を抜粋して紹介しています!

文章上あたかもマラソン経験者かのように語っている箇所もありますが、
僕は未経験者ですのでその点ご了承くださいませ。

フルマラソンに向けてどんな練習を行ったか

エントリーしたてのときは練習する意欲もあったんですが、忙しい毎日を過ごす中で練習もほとんどしないまま時間だけが過ぎてました。

結局練習をしないまま大会1ヶ月前を迎え、「一度くらいは走らないとな」と思い走ってみることに。

とりあえず10キロを目標に走り出します。

結果はこのような感じででした。

  • 7キロ弱で辛すぎて断念
  • 1キロ5:30のペース

学生の頃は余裕だった10キロも走れないことに愕然としました。

このことを一緒に参加する上司と先輩にすぐラインで報告します。

帰ってきた答えはこちらでした。

  • 練習始めるのが遅すぎる
  • 走るペースが早すぎる(1キロ7:00~7:30くらいのゆっくりのペースが理想)
  • 何キロ走るという練習ではなくて、どれだけ長い時間を走れるかという練習をするべき

・練習始めるのが遅すぎる

はい、当たり前ですが、基本的に練習をすればするほど当日は楽に走ることができます。

それも継続的に練習を行うことが重要です。

なので、1ヶ月前に慌てだしてもできることは限られてきます。

計画的に練習ができる、もしくはこれから計画的に初めてやるよっていう人は、走る時間を少しずつ長くする練習を行えれば完璧です!

先程、できることは限られると書きましたが、1ヶ月前からでも練習が出来るなら始めた方がいいですよ!

 

・走るペースが早すぎる
・どれだけ長い時間を走れるかという練習をするべき!

フルマラソン初心者の方にとって1番大切なことは、タイムではなく完走をすることです!

長い距離を走った経験がないと、ついつい昔5キロとか10キロくらいの距離で走っていたペースで走ろうと無意識的に思ってしまい、結果的にペースが早くなってしまいます。

フルマラソンはとても長い戦いになります。コースの序盤で突っ込んでしまうと、後半足が動かなくなってしまいます。

先輩には「初心者がそこまで早いペースで短い距離を走る練習をしても、それはマラソンの練習ではなく、中距離走の練習になってしまう」と言われました。

なので初心者がまず心がけるのはタイムではなく、いかに長い距離を走れるようになるか考えることです。

ペースが遅くてもいいので、長い距離を走れる練習をすることが大切です!

最終的には2時間から3時間走り続けれるようになるとだいぶ楽にフルマラソンを走れるようになるそうです。

 

ホノルルマラソン  前日〜当日まで

ホノルルマラソン 前日

ホノルルマラソンは通常12月の日曜日に行われます。

働かれてる方であまり休めない方は、金曜日の夜に出発し、現地に金曜日の朝到着する日程を取られる方が多いと思います。

レースの二日前に到着ですね。

僕もこの日程で行きましたが、ちょうど良かったと思います。

余裕があればもう1日くらい早く現地に到着してもいいかもしれません。

またホノルルマラソンでは、前日までにハワイアンコンベンションセンターにゼッケンの受け取りに行く必要があります。

このコンベンションセンターはワイキキ中心(シェラトンワイキキあたりから)1.5キロくらいの距離にありますが、この距離がちょうど良いんですよね。

何にちょうど良いのかと言うと、歩くのにちょうど良いのです。

レース直前で、足をあまり使いたくないけど、だらだらして体が重くなるのも嫌だなってなったときにこの距離をゆっくり歩くのがちょうど良く最適です。

南国の風を感じながら、適度に体を動かすために、宿泊しているホテルからコンベンションセンターまで歩いてみましょう!

 

コンベンションセンターのホノルルマラソン特設会場にはゼッケン受け取りのほか、各スポンサーのブースがあり、とても楽しいです!

基本的にスタッフの皆さんのテンションがとても高いので、こちらも気分が上がり「やってやろう!」という気持ちが湧いてきます。

 

JAL便を利用した方は、ゴール後にJAL特設スペースの利用ができ、冷たい飲み物やおしぼり、綺麗なトイレなどが使用できます。

このスペースを使用するには、コンベンションセンターで受付をする必要がありますので、JALブースに行って聞いてみてください!

 

前日の夜の食事ですがですが、基本的に好きなものを食べて問題ないと思います。(お酒はゴール後まで我慢しましょう笑)

僕は大好きなパンダエクスのチキンをがっつり頂きました。

 

そのあとは身支度をして、明日に備え早めに就寝です。

レース当日は2時半に起きる予定だったので、20時には寝ました。

レース当日は体を起こすという意味でも、遅くともスタート2時間半までに起きるようにしましょう。

準備

レース当日はレースに集中できるように、前日までに出来ることは全て終わらせてしまいましょう。

  • ゼッケンを当日のウェアにつけておく
  • 持っていく荷物の整理をする
  • レース情報を再度頭に入れておく
  • 朝食べるものを用意しておく

・ゼッケンを当日のウェアにつけておく

コンベンションセンターで受け取ったゼッケンをウェアにつけましょう。

ほとんど気にならないことが多いですが、留め方によってはピンが皮膚に当たって痒くなったり痛くなったりすることがあるので、つけた状態で一度着てみて気にならないか確認しとくと安心です!

・持っていく荷物の整理をする

スマホを持って行く人にオススメなのが、スマホをジップロックを入れることです。

リュックにしてもウエストポーチにしても、フルマラソンを走ると想像以上に濡れてしまいます。もちろん急に雨が降ってくることもあるので、その時も安心できるようにジップロックに入れていきましょう。

ジップロックの上からでも画面の操作はできますよ!

またゴール後に備えて、タオルなどを持っていく場合もジップロックやビニール袋に入れておきましょう。

ゴール後に湿ったタオルで体を吹くのは抵抗ありますからね。

また栄養補給のための食料もしっかりと前日までに用意しておきましょう。

・レース情報を再度頭に入れておく

当日の流れをある程度把握しておくことで、余裕を持ってレースを迎えることができます。

スタート地点までの行き方や、ゴール後の流れ、お手洗いの場所などある程度頭に入れておくことで、落ち着いた気持ちでスタートラインに立つことができます。

マラソンのスタートをバタバタした状態で迎えると、その後の数時間が大変になってしまいますのでここ大事です。

・朝食べるものを用意しておく

上司と先輩からの助言で、レーススタートの2時間前に朝ごはんを食べるのが良いということだったので、レース当日3時に朝ごはんを食べました。

この時取らなければいけないのが炭水化物です。

日本人が手っ取り早く炭水化物をとるのに最適な食べ物はズバリおにぎりですね!

この時は炊飯器でお米を炊いて自分たちで朝ごはんを用意する予定だったので、前日に全て準備を行い朝は食べるだけという風にしました。

おにぎり作る予定の方は、ふりかけを持っていくのがオススメですよ。
荷物もかさばらないし、腐る心配もないので良いです!

とにかくレースが始まるまでは、レースに関係すること以外は極力しないために事前に準備をしておくというのが1番大切です!

 

ホノルルマラソン 当日

 

スタートまで

[timeline][tl label='STEP.1' title='2:30  起床'] レースの2時間半までには起床します。待ちに待った本番当日です!気分を上げていきましょう! [/tl][tl label='STEP.2' title='3:00  朝食'] スタート2時間前までに朝食を頂きます。炭水化物をしっかりと。

ここで食べないとレース中にエネルギー不足になってしまいます。 [/tl][tl label='STEP.3' title='3:15-3:45    用意(持ち物最終確認)'] ウェアに着替え準備をはじめましょう。荷物の最終確認も忘れずに! [/tl][tl label='STEP.4' title='3:30-4:00   ホテル出発'] スタート地点に向けて出発します。

スタート地点のトイレは混み合いますので、ホテルのトイレに一度行っときましょう![/tl][tl label='STEP.5' title='5:00   レーススタート'] いよいよ始まります。スタート時は花火があがります。
前がつまっていてゆっくり動き出すので、焦らずにスタートしましょう![/tl][/timeline]

起きてからの流れはこのような感じです。

 

Q:フルマラソンにアップは必要ですか?

A:初心者はフルマラソン前にアップする必要はないです!とにかく大切なことはマラソン前に足を酷使しないこと。マラソンの序盤(5キロくらいまで)をアップだと思いゆっくりと動き出しましょう。(歩いてもいいと思います)

練習を積んでいない人が、レース前にアップをしても疲れて体力が削られだけです。

 

 

見にくくて恐縮ですが、こちらがスタート1時間前のスタート地点の写真です。

トイレなどはこの時点でもすでに混んでいる様子

 

 

こちらはスタートの30分前の写真です。

だいぶ人が増えてきましたね。

この時間からトイレに並ぶとスタートに間に合わなくなりそうです。

ご参考までにどうぞ。

 

 

スタート5分前の様子。

みなさん不安と緊張と合わせて未知なる挑戦に向けて楽しみといった色々な感情を持ってここに立っています。

MCがスタートまで騒いでいますので、周りの人と一緒に盛り上がっていきましょう!

 

あとはレースを楽しむのみです。

僕もレース中は色々なことがありました。

レース中にあった出来事や、レース中にこうした方がいいよともらったアドバイスについてはまた別の記事でご紹介させて頂きます。

 

ゴールした後

 

ゴール後は人の流れに沿って歩いていけば基本的には問題ありません。

そこで完走証やメダルなどをいただくことができます!

 

 

ホテルに戻りまずシャワーを浴びるとおもいますが、ここで1つポイントがあります。

それはずばり水シャワーを浴びることです。

もし可能であれば浴槽に水を張って、下半身だけでもいいので浸かります。

要するにアイシングをしましょうということです。

フルマラソンを走った後の体は熱を帯びていて、そのまま放置をしてしまうと翌日激しい筋肉痛に襲われることになるでしょう。

冷やしておくだけでだいぶましになりますよ!(それでも経験したことのない筋肉痛でしたが…)

 

ゴール後はお酒も解禁です笑

仲間とわいわいレースの話をするのもよし、1人でのんびりとお酒の飲むのもよしです。

僕は海鮮を食べにいきました。

 

ホノルルマラソン 翌日

レース翌日、朝起きたときマラソン初心者の方は「あ、動けない」となっているはずです。

筋肉痛がやってきます。

でもここで痛いからと行ってホテルに閉じこもっててはいけません。

固まる前に動かしたほうがいい!(無理は禁物)と上司や先輩も言っていました。

プールや海に入ったり、散歩にいったり、買い物したり、とにかくゆっくり動いてみましょう!

 

僕は上司や先輩がスパルタだったこともあり、2つのトレッキングコースにいきました(苦笑)

マノアとマカプウです。

 

自然の中を歩くってエネルギーをもらえますよね。

 

 

この時期クジラはなかなか見えません。

 

確かに歩き続けていると筋肉痛が和らいでくる感覚がありました。

 

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岩場の絶壁でジャンプ命令がでたときの満腹太郎です。

筋肉痛で足を曲げることができない上に、足場が不安定なので屁っ放り腰です。

※この行為を推奨していません。危険なため真似はしないでください。

 

マラソンで削られた体力が、自然の力によって回復させられた気になります。

ここまではしなくていいと思いますが、マラソン走った翌日は動くようにしましょうね。

 

 

太郎
少しは参考になりましたでしょうか?

フルマラソンを経験するきっかけを作ってくれた上に、アドバイスまでしてくれた上司や先輩には本当に感謝しています。じつはその後もたまに国内のハーフマラソン大会に出場したりしていて、まだ楽しむレベルまではいかないですが、新たな趣味になりつつあります。

みなさんも是非チャレンジしてみてはいかがですか?

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